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| 年に一度は訪れるのがすっかり恒例になってしまった御在所ロープウエイ！今年も大阪で舞台の仕事があったので、翌日近鉄に乗り御在所を目指しました。何の予告もなしに訪れても運輸技術部の部長さんと課長さんが監視カメラに写る僕のことを見つけて運転室から出てきてくれるのですが、今回は初めて事前にメールして遊びに行く事をお伝えしておきました。 何度乗っても飽きる事のないココのロープウエイですが、一番の楽しみは従業員さんたちの手作りのロープウエイのオブジェや展示物なんです。毎年かならず何か新しいものが出来上がっていて、今回もその期待を裏切らないでいてくれました！ |
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| まず山頂駅に着いて目に入ったのがコレ！壁側に設置されたロープウエイの模型です。キャビンがなんと木製。そして網戸やサッシュの部品らしき物をうまく利用して滑車の代用をしています。えい索の両端にペットボトルの重りが付いていて、それを引っ張ると動く仕組みになっている。これは子供たちに支索とえい索の役目を理解させるのに最高の教材ではないでしょうか。 | |
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| 山麓行乗り場へつづく廊下のところにもう一つ動く展示品がありました。下のところにあるスイッチを押すとモーターでゴンドラがグルグルまわります。以前は本物と同じ台数のゴンドラのペーパークラフトが吊ってありましたが、今回は６台だけですが動くようになったわけです。減速機も取り付けてあり回転も本物っぽいスピード感がでています。画像ではわかりませんが、僕が一番感激したのは、ループ状になっているヒモのつなぎ目が結んでなくて、本物のえい索と同じように両端をより合わせてあるようでした。（そのように見えたのですがちがうかな？）これは箱根ロープウェイのおもちゃ「くるくるゴンドラパーク」を参考に作ったそうです。 | |
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| しかし今回の一番の目玉はコレでしょう。なんと実物大の木製ゴンドラです！まだ製作途中なのですが、おおまかな形ができていて、山頂駅２階の博物館に展示してありました。図面があるとはいえ、木でこんなモノを作ろうという発想がスゴイというか、やはりビョーキというか！もう恐れ入りました。たぶん営業終了後の山頂駅夜勤の時などにコツコツ作っているのかと思うと楽しくなります。 | |
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| 今回の目的の一つがナイター営業を体験する事でした。２０１２年１２月から２０１３年２月上旬ぐらいまでの金、土、日におこなわれていて、普通この時期は１６時で営業終了なのが２０時まで運行していて、天気がよければ素晴らしい夜景を見ることができます。この日も最高の夜景を見れました。 そして１７時３０分から展望台でイルミネーションの点灯がありました。数年前から少しずつ規模を大きくしてきたそうで、今年はなんとゴンドラのイルミネーションも登場。クリスマスシーズンはいろんな観光地でイルミネーションを売りにしていますが、ロープウエイのイルミネーションがあるのはたぶんココだけでしょう。 | |
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| 運輸技術部の方たちとはすでに親しくして頂いていましたが、今回は広報部長であり常務取締役の森豊さんに紹介して頂き、いろんな楽しいお話を聞かせてもらいました。気がつくとすでに営業時間を過ぎていたので、帰りは従業員さんが下りる本当の最終便に乗せてもらいました。山麓駅に着くと車庫入れされたゴンドラが並んでいるじゃないですか。こんな光景普通じゃ見れないのでまた心拍数が上がりました。 | |
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| 前回もたくさんおみやげを頂いたのですが今回もまたこんなに持たせてくださいました。中でもスゴイのが実際に使用されていたケーブルを輪切りにして作った文鎮（ペーパーウエイト）を頂きました。もちろんこれは非売品で関係者用に作られたモノでしょう。６１本の丸線、３０本のT線、３２本のZ線の断面がよくわかります。こんな貴重なモノを僕なんぞがもらってしまっていいのだろうか？僕にとってはオリンピックの金メダルより価値があります。 | |
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| いつも僕を暖かく迎えてくださる運輸技術部長の伊藤さん（右）と課長の樋口さん（左）と製作中の木製ゴンドラで記念撮影をしました。 |
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| という事で、４度目の訪問も最高に楽しいものになりました。今回はチケット売場のお姉さんや食堂のお兄さんなど数人から「あっブログの方ですよね！」と声をかけられて嬉しかったです。伊藤さん、樋口さんの遊び心は健在で、若手の従業員さんもお二人のスピリットを受け継いでロープウェイの展示物を製作している様子を垣間見れて嬉しく思いました。広報部長の森さんに御会いできたのも印象的で、「僕は噺家になりたかったんだよ！」というだけあり話術が素晴らしく、ちょうど取材に来ていたテレビ局の方も交えての楽しい談話のひとときも忘れられません。山頂食堂名物のカレーうどんも御馳走になりました。念願の夜間営業も体験でき、暗闇の中を進む不思議な浮遊感、眼下に広がる夜景の大パノラマは素晴らしかったです。なぜかいつも訪れるのが冬なので、今度は春、夏、秋と一度ずつぐらいは行ってみたいものです。 |
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