ラッピングロープウェイ

 日本平ロープウェイのホームページをなにげなく開いたら、搬器の画像が和風なデザインになっていて、一瞬リニューアルされたのかと思ったが、そうではなく、大御所入城四百年祭と日本平ロープウェイ開業50周年を記念して、通常の搬器に「葵のご紋」をあしらった駕篭をイメージしたデザインのラッピングを施したというわけでした。2007年5月から2008年の4月末までの限定だそうです。添乗員のおねえさんのガイドでは、葵のご紋を使用するのに許可が必要だそうで、それで期間が決まっているそうです。通常ここの搬器は白にオレンジ、緑、青と静岡をイメージした色のラインが入っているスッキリしたデザインなのですが、漆が塗り替えられ鮮やかになっている久能山東照宮へ向かうロープウェイとしては、このデザインは雰囲気があっていいかもしれません。

通常の搬器

「あおい号」は黒で、お殿様用の駕篭のデザイン。 「たちばな号」は「なしじ(黄)」で、お姫様用の駕篭のデザイン。

 改札の横の見晴し台のところにこんな顔抜きパネルまでありました。  日本平駅にとまるたちばな号。お駕篭は満員です。

 搬器の中も大御所四百年祭のロゴや葵のご紋などで、ぜ〜んぶラッピングされていました。そういえば屋根にもご紋が入っていました。

 添乗員のおねえさん方は相変わらずフレンドリーで元気なガイドぶりでした。日本平ロープウェイの大きな魅力の一つです。そしてこの日はちょうど紅葉が見ごろのようで赤やオレンジが色鮮やかでした。

あおい号。

たちばな号。

(2007年11月26日)

戻る

一年前の「乗り歩きレポート」
inserted by FC2 system