プリンス第1ゴンドラ

 索道巡りを始めて13年以上経ちますが、自分がスキーやスノーボードの経験がない為、スキーシーズンにゴンドラだけ乗りに行くのはどうも気が引けて後回しにしていましたが、とうとう今回その壁を乗り越えました!(ちょっと大袈裟)JR越後湯沢からバスに乗り約50分で苗場スキー場に到着。歩いてゲレンデに行き、まずはプリンス第1ゴンドラから乗ることにしました。

 昔の近未来感のある山麓駅です。今見るとある意味レトロです。さて、自分の目的はあくまでもゴンドラを何往復かすることのみ。そのことを窓口の人に相談したら、2時間券を勧められた。3700円で2時間、第1、第2ゴンドラとリフトが乗り放題だという。リフトは乗るつもりはないが、ゴンドラのみの往復料金が1600円なので、どう考えてもお徳である。ただし2路線を何往復か楽しむには2時間だとちょっと慌ただしいので、5時間券4500円を購入しました。

 改札口です。左の通路は直接ホテルに繋がっています。一人乗車口とグループ乗車口に分かれています。こういうのも初めて見ます。  CWA製オメガタイプ6人乗りのキャビンです。昭和60年(1985年)の開業なので、じゃっかん年季が感じられます。

 出発すると目の前にゲレンデが広がります。スキー場だから当たり前ですが、自分にとっては初めて見る光景で新鮮でした。  途中まで進行方向左側を平行してリフトの路線もありました。(この日は稼働していませんでしたが)この先の9番目の支柱から角度が急になります。

 11番目の支柱から13番目の支柱まで一度平行な路線になり、深い谷を越えていきます。その下を斜にリフトが交差していく。  13番目から15番目の支柱間でまた急勾配になった後、また平行な路線が続きます。

 16番目の支柱から最後の追い上げで、また勾配がきつくなってきます。

振り返ると一大パノラマが広がっていて壮観!

約9分半で山頂駅に到着。

 山頂駅でまずカルチャーショックだったのが、下り便の乗り場がちゃんと設定されていない事でした。普通はここから滑って下りるので、乗る人は滅多にいないわけです。左側にゴンドラの格納庫が見えます。  山頂駅の外観です。昔の007の映画に出てくる要塞のような建物ですね。30数年前はモダンだったのでしょうが、かえって古さを感じるところが面白いです。みんなはここから滑って下りますが、自分は駅舎に戻り下りに乗ります。

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