The Roosevelt Island Tramway

 2006年1月、ニューヨークのマンハッタンに滞在していた僕は、ホテルから地下鉄に乗り、59th Streetと2 Avenueへ向いました。マンハッタンとルーズベルトアイランドの間を結ぶトラム(アメリカではロープウェイとは呼ばない)に乗るためです。ルーズベルトアイランドはマンハッタンとクイーンズとの間にある小さな島で、住居地なので、観光用というよりは市民の交通手段としてあるんですね。歴史はそれほど古くなく1976年に作られたようです。125人乗りの交走式で、15分おきに運行されます。ラッシュ時はもっと頻繁に動くそうです。古いQueensboroブリッジを横に眺めながらマンハッタンの景色を眺めるのは御機嫌でした。

 地下鉄のLex Ave/59stの駅を降りて数ブロック東に歩いていくと駅が見えてきました。改札は地下鉄のと同じで、メトロカードで乗れます。片道2ドルでした。

 自分が行ったのはラッシュアワーの後だったせいか、ルーズベルトアイランドに向う人は少なかったです。発車するとすぐに第一支柱で橋より高いところまで引き上げられ、対岸のルーズベルトアイランドがもう見える。振り向けばあまり見た事のないマンハッタンの景色が広がっていました。4分ぐらいで到着。

 到着して駅の外へ出てみた。まわりにはコーヒーショップなどのお店もなく殺風景で、夜なんか来たらちょっと怖い感じもしました。個人的には住みたくないです。しばらくTRAMを眺めてましたが、川岸のせいかすごく寒くて、そうそう引き返す事にしました。

 マンハッタンに向う方は、夜だったらビルの夜景が見れてさぞ素敵だと想像します。車内は前後にちょっとだけイスがあるだけで、あとはガランとしていました。ガイドはありませんが、従業員が一人乗り込みます。いつもとちがう都会のロープウェイもなかなか魅力がありました。(2006年1月7日)

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