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「ホントにここでいいの?」と疑うほどバス停を降りるとスキー場やロープウェイが見えなくて戸惑ったが、目の前ではなく降り立ったバス停の後側にあった。大きな駐車場だがスキー・シーズンにはいっぱいになるのでしょう。山頂駅まで見渡せます。
右側の建物が入口かと思いきや左の「スキーセンター」と書かれた方の建物でした。中はチケット売場とおみやげコーナー、ロッカーなどがあります。飲食施設はありませんでした。 |
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毎時10分、30分、50分の発車。自分は9時ちょうどに着いたのですぐ発車で自分1人、今日の一番客のようでした。ここの搬器はニ居号と田代号。まずは田代号で山頂へ。なんか見覚えがある搬器だと思ったら箱根駒ヶ岳ロープウェイとほぼ同型。この辺のリゾートは西武系列なんですね。 |
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添乗員さんはみんな男性。冬場の厳しい労働条件のせいでしょうか?みなさんフレンドリーな方たちでした。さて、ぐんぐんと登って行き1本目の支柱を越えるまではよくある風景ですが.... |
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支柱を越えた途端にいきなり奥清津発電所のダムの真上を通過するんです。これは箱根ロープウェイの大涌谷のインパクトと近いものがあります。この画像では写っていませんが、この二居湖(ふたいこ)の先に苗場プリンスホテルも見ることができます。 |
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この搬器は本来101人乗りだそうですが、シーズンオフは前後2ケ所にシースルーの小窓を設置。よって91人乗りになる。この地点が地上から230メートルで日本一高いそうです。真下を見下ろすと高さが実感できてけっこうこわいです。 |
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そしてダムに差しかかってしばらくすると中間地点、反対側の搬器、二居号と交差します。二居号はこの二居湖からきてるんですね。 |
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谷を越えると二つめの支柱にさしかかります。紅葉がまじかに迫ってきます。添乗員さんの話しでは、この時(10月24日)でもう山頂の方はぼちぼち散り始めていると言ってました。そして山頂駅がもうすぐ。 |
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1983年12月10日開業だそうですが、新しいロープウェイによくあるシンプルなデザインでした。(古いロープウェイ好きの自分は、やっぱりコンクリートでガッシリ作った階段式の駅に搬器がハマっていくところがいいのですが...。)あと全体には屋根がなく搬器が雨ざらしになるのも気になりますが、冬場の積雪が多い事を考えると、この方が良いのかもしれません。ホームがすのこ状態になっているのも雪が積もらないようにという設計だと察しました。 |
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山頂駅には売店や飲食施設はありませんでした。自動販売機もままならないので、ここから散策する方はペットボトルを持参したほうがいいかもしれません。上の画像には写っていませんが、この駅の横にはやぐら式の展望台と、この丘から下のスキー場までのリフトがありますが、この時期は動いていません。ロープウェイの駅から田代高原が目の前に広がります。右側は田代湖です。 |
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改札口みたいなモノは特になく、発車5分前ぐらいになると従業員の方がチケットをチェックし始めます。山頂駅で嬉しかったのは、両側のホームを展望台として解放していることです。普通ロープウェイの駅は乗降時以外は立ち入り禁止の場所のが多いので。この日は最高の天気でまわりの山々がホントい美しかったです。目の前の山の奥に谷川岳も見えました。 |
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もちろんその駅の両側からロープウェイがよく見えました。観察スポットとしてもここが最高でした。山頂駅を出発した田代号を見送って... |
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二居号の到着です。10時過ぎごろからだんだん混んできました。今度はこの二居号に乗って降りてゆきます。 |
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山麓駅の駐車場がよく見えます。山頂と下の方ではやっぱり木々の色づきがちがいます。ここからだとダムの谷間がわからないので山頂駅から乗ったお客さんもビックリすることでしょう。 |
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自動車で来ていればダムの見学も楽しいかもしれません。下からロープウェイの様子も見てみたかったです。そして反対の田代号と交差します。 |
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二つめの支柱を越えるともうすぐ山麓駅。 |
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減速してしずかにホームに入ってゆきます。予想以上にいいロープウェイだったので、チケット売場で「もう一往復します!」って言ったら親切な従業員さんが「だったら1日フリーパスを買った方がよかったですね。3000円でドラゴンドラと田代ロープウェイ両方乗り放題ですから。」と教えてくれた。それでさっき買った往復の半券を返して不足分の1000円を払いフリーパスと交換してくれたんです。おかげでドラゴンドラ一往復、田代ロープウェイ3往復できました。 |