谷川岳ロープウェイ

 上越新幹線に乗り上毛高原駅、そこからバスで水上を経由してロープウェイの駅がある土合口へ到着。秋は紅葉、冬はスキー場として有名な場所。自分が訪れた時は紅葉しはじめた頃でした。1964年開業で、古い循環式のロープウェイだったのですが、2005年9月から箱根ロープウェイと同じ風に強いフニテルにかけ替えられました。古いロープウェイ好きにはちょっと来るのが遅かった!(残念)まあ、でもフニテルはとても快適なので気楽に楽しむ事にしました。

 バスは谷川岳ベースプラザという建物の前で終点。レストランや売店、休憩所とロープウェイ乗場につながっている施設です。  ありました!旧ゴンドラが...ベースプラザの入口に展示保存してありました。これだけでもう来た甲斐がありましたよ。

 チケット売場や休憩所は広々したつくりですが、スキーシーズンや団体客が多い時は混雑するのでしょうね。  ロープウェイグッズの種類がけっこう豊富。ストラップ的なモノが多かったですが...

 ロープウェイに乗り込む前にベースプラザを出てちょっと離れている駅の横から観察しました。車が通る道路なので気をつけてください!ここからは山頂駅は見えませんでした。

 ベースプラザでチケットを購入したら、通路を通って山麓駅へ向かいます。箱根と同じで上にタイヤがいっぱい付いている。箱根は右回りでしたが、ここは左回りでした。あと箱根は赤、青、白と色違いのゴンドラがありますが、ここは統一デザインでした。旧ゴンドラもシンプルにシルバーでしたが、フニテルになってもわりと渋めの配色ですね。でも赤い帯がワンポイントでカッコイイです。ゴンドラは定員22名だそうです。

 出発してすぐ振り向いてみました。さっき自分が眺めていた道路が見えます。この画像では写ってませんが、左側の小高いところが旧ロープウェイの駅があったところだと思います。  時間的に逆光で進行方向の画像がうまく撮れませんでした。上に行くほど紅葉が綺麗になってきました。所要時間7分です。

 後ろを振返った画像です。かなり高く上がってきました。冬に来れば一面白銀の世界なんでしょうね。  そしてまもなく山頂駅です。右側に、さらに上にある天神峠に行くためのリフトが見えます。

 山頂の天神平駅に到着。外にでると山の斜面が広がっていて、冬はいかにもスキー場だということがわかります。ここからリフトに乗ってさらに上に行けるのですが、僕はリフトは興味外なので乗りませんでした。

 駅の横にある建物「ビューテラスてんじん」に入いるとおみやげ屋さんと大きなレストラン・スペースがある。ロッジ風でなかなかいい雰囲気でした。でね、何がいいって、窓からロープウェイが通過していく様子が見れるんですよ。窓がちょうど額縁のような感じで、この場所気に入りました!

 駅の左側にもビュー・スポットがあります。駅に入る前の最後の支柱があって、旧勾配を上がってきたゴンドラが支柱を越えてまっすぐ駅に吸い込まれて行く様子はずっと見ていても飽きません。(少なくとも僕は...)

 さあ下ります。紅葉シーズンでわりと込んでいたので、見計らって1人で乗ろうなんて魂胆はあきらめました。

 年輩のグループといっしょに乗って、色気の抜けた、たわいもない会話を聞いてるのも観光気分で楽しいものです。もう一周しようかと思いましたが、新しい循環式ロープウェイはあまり好みじゃないのと、往復2000円だったのもあり、なんか一周で満足してしまいました。

(2006年10月26日)

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