Sandia Peak Tram

 アメリカのニューメキシコ州のアルバーカーキーにあるサンディア山にかかる交走式で1966年に開業。片道2.7mile(約4.345km)を15分かけて進んでいきます。アメリカならでわの大自然の中にあるスケールの大きいロープウェイでした。

 山麓駅です。メキシコ料理のレストランがあり、そこのテラスからの景色も素晴らしかったです。  チケット売場のすぐ横がホーム入口。右側のギフトショップにはロープウェイグッズもたくさんありました。

 出発毎にフライトナンバーが表示されます。自分はフライト21でした。ちょっと飛行機みたいです。  外から見た山麓駅の様子。けっこう大きいです。運転室はこの山麓駅にありました。

 いよいよ出発です。すでに日本では見かけない光景が目の前に広がっています。山麓駅からは山頂駅は見えません。山頂側は黒い雲がかかっています。一本目の支柱を越えてさらに二本目の支柱を目指してぐんぐんと上っていきます。

 第二支柱を越えると目の前にいきなり視野が開け、広大な谷に差し掛かるこのロープウェイのハイライトになります。ここから山頂駅までは支柱のないワンスパンとして世界で3番目らしいです。

 反対側のキャビンと交差した後もまだ肉眼では山頂駅がよくわからないぐらい距離がありました。  そして山頂駅に到着。片道15分。屋根のないシンプルなデザインです。山の反対側がスキー場なので冬は雪がすごいのでしょう。

 山頂駅のホームです。とくに改札口みたいな仕切りがないので、みんな自由に景色を眺めたりしていました。  普通は器械室の中で見えない滑車も露出しているせいかオシャレにデザインされています。

 運転室は山麓駅にあるので山頂駅の奥はビジターセンターのようになっていて展示物のパネルなどがありますが、こちらには飲食施設などはありませんでした。

 山頂駅から赤いデッキの通路を通っていくとHigh Finance Restaurantがあります。天気のよい日は最高の景色を長めながら食事やお酒が楽しめます。

 山歩きが好きな方はハイキングなども楽しめるのでしょうが、自分のようなロープウェイ好きにはこの山頂駅に佇んで景色とロープウェイを眺めるのが最高でした。アルバカーキーの街が一望できるこの景色は最高でした。とても写真では実際のダイナミックさはお届けできません。

 山麓行きに乗り込みました。夕日や夜景を見るのもきっと素敵だと思います。谷をよく見ると野生の動物なんかも目撃できるそうです。反対側のキャビンとすれ違うとまもなく第二支柱に差し掛かります。

 Tower Twoと呼ばれる支柱を越えると一気に急勾配になり市街地に向かって下っていきます。  Tower Oneと呼ばれる第一支柱は高さが245フィート(約75メートル)あるそうです。

 そして山麓駅が近付いてきます。駅のホームの前には駐車場から移動する自動車が通る道があるのが見えます。ホームの右側のデッキはロープウェイを観察するのにいい場所でした。

 CWA製のキャビンは赤と青の2色あります。  キャビンの発着時には踏み切りが鳴り自動車の通行を遮断します。

 現在のキャビンは1997年に架け変えられた2代目です。  強風時などの時に付けるウェイトがホームの下に確認できました。

(2009年5月30日)

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