スカイサファリ

 大阪で舞台の仕事があったので一日早く飛行機で行きロープウェイを楽しむ事にしたのですが、12月というのは年次検査などが多くて六甲有馬、摩耶、比叡は運休、あてにしていた葛城山も今年の営業は終了で、さて何処へ行こうかと迷ったあげく、まだ訪れたことがなかった姫路のスカイサファリに決めました。姫路セントラルパークという、遊園地エリアとサファリパークエリアからなる施設で、お目当てのロープウェイがどういう目的で設置されているのか?何度も乗れるのか?などわからないまま伊丹空港からバスで姫路へ直行しました。

 姫路駅から姫路セントラルパーク行きのバスが少なくて11時30分発に乗り12時頃にやっと現地到着。平日なので閑散としていました。往復のバスと入園券のセット4200円を購入していたのでとりあえず入園。遊園地にはほとんど誰も居なくてちょっと不気味でした。最初はこの遊園地とサファリパークをロープウェイで繋いでいるのかと思ったら、サファリパーク内にあるそうで、遊園地エリアからサファリパークに行くにはサファリバスに乗らないと行けないという。次のバスは13時半!遊園地で1時間半も待つはめになりました。

 トラをかたどったバスでライオンなどを放し飼いにしているエリアを見学しながら通過。キリンの向こうにロープウェイの駅を発見。もう動物なんかいいから早く降ろして欲しかったです。  山頂側の「ふれあいの国」駅に到着したのが午後2時。ずいぶんと時間を無駄にしてしまった。ようするに丘の上と下に分かれているエリアを結んでいる索道で、見学しながら歩いて下って帰りに乗って戻ってきたり、またその逆の利用も可能なわけです。

 なんといってもここの特徴は単線固定循環式という珍しい方式ですね。ゴンドラが3台連なった2組が時計まわりに動きます。普通の循環式みたいに常に動いていません。かといって交走式のように逆方向には戻らない。ゴンドラはA1,A2,A3とB1,B2,B3と名付けられていました。「これを目的に来たので何度か乗りたいのですが」と訪ねると「施設内の乗物ですから何度乗っていただいてもいいですよ!」と嬉しいお答え。さっそく乗り込みました。

 トランシーバーで「お客さまが御乗車になられました!」と伝えているので運転は山麓側にあるようです。出発すると駐車場の上を通過して支柱を越えると一気に下りになります。

すぐに反対側のゴンドラと交差します。3台並んで通過する光景は他では見られません。

そして山麓側の「野生の国」駅に到着です。固定式なのでゆっくりと減速してホームに入ります。

距離が短いのもあり椅子席はありません。お客さんが多い時にはかなり混雑するようです。

山麓駅の横からほぼ全景が見渡せます。自分はまったく動物を見に行かずここで眺めていました。

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