OCEAN PARK CABLE CAR

 仕事で香港に長期滞在していた自分は昂坪Ngong Ping 360 Cable CarとこのOcean Park Cable carに乗る事ができました。Ocean Park Hong Kong(香港海洋公園)は香港島の南部、市街地からバスで15分ぐらいの所にあるレジャーパークで、園内はThe Waterfront(海濱楽園)とThe summit(高峰楽園)に別れており、その2ケ所を移動する手段の一つとしてこのゴンドラがあります。ゴンドラは施設内にあるので、一日フリーパスのような入園料大人250香港ドルを払えばあとは園内の施設は乗り放題でした。単線循環式で全長1500メートルの距離を片道約8分で進んで行きます。

 海濱楽園側のメインゲートから入場してしばらく進むとCable Carの入り口の看板が見えます。香港では「Ropeway」という言葉は一般的ではなく「Cable Car」と呼ばれているようです。スロープになっている長い通路を進むと駅が見えてきます。

 乗車前にグループ毎に記念撮影をされます。(どこも同じです。)  丸い鳥かごのような独特のキャビンです。さあ乗り込みます。

 まずは海濱楽園側の駅から山頂にある高峰楽園へ向かいます。  出発するとまずは水平に園内の上を進んでいきます。

 そして急勾配に目の前の山を上がっていきます。ここのゴンドラの特徴はなんといっても2路線ある事です。なので本来なら4本のルートが並んで動いている光景が見れるはずでしたが、自分が訪れた時は片方の路線がメインテナンス中で残念ながら1路線だけでした。さて、山を登りきると進行方向左側に海がひらけてきます。

 島に沿って海の横を長い時間進むルートというのは珍しいのではないでしょうか? しばらくすると高峰楽園側の駅が見えてきます。

 ちなみに支柱は全部で17ありました。 そして高峰楽園駅に到着です。駅にはThe Bayview Restrant,Terrace Cafeとクラゲの水族館(水母萬花筒)があります。

 キャビンは6人乗りで赤、紫、黄色の3色あります。全部で240台。(多分2路線合わせてだと思います。)

 高峰楽園駅の様子です。2路線あるのがわかると思います。  山側には水族館やライド系のアトラクションなどがあります。

 高峰楽園側の園内は軽く歩いて見てまわった程度で、自分はすぐに海濱楽園行きに乗りました。この日4往復したのですが、この日は1路線しか動いていなかったせいか、夕方になると帰るお客さんで40分待ちぐらいになりました。このゴンドラの他にも海洋列車というトンネル内を通るケーブルカーで移動できます。移動だけの目的ならそちらのが断然早いです。

 高峰楽園駅を出発します。  今度は右側に海を長めながらしばらく進んでいきます。

 真夏で暑い日でしたが窓から風が入ってきて快適でした。やっぱりこの鉄格子の為鳥かごの中にいる気分になります。山をのぼり始めました。

 そしてこの山を越えると海濱楽園の敷地が見えてきて、また急勾配になり下りて行きます。

 こちら側の園内には金魚の水族館やパンダ舎があります。  海濱楽園駅に到着です。

 駅を下りると通路を通り、ギフトショップの前を抜けて園内に戻ります。ゴンドラに関するグッツは絵葉書ぐらいしかありませんでした。

(2010年7月13日)

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