明智平ロープウェイ

 朝9時ちょうどの東武浅草駅発特急スペーシア107号に乗り下今市でのりかえ、2駅で東武日光駅に到着。バスのチケット売場で明智平に行きたいと言うと、2000円のフリーパスが若干だが安くて便利だというので購入。バスで第二いろは坂を登り明智平へ11時半頃に到着!

 ここは戦前からの歴史があり、戦争中は廃止されたものの、戦後復活した数少ないロープウェイのようです。その戦前の絵葉書にもある丸いモダンな屋根の建物が今でも存在している。(戦前から建替えていないかは定かではないが)その建物の左側にロープウェイの入口があった。モニターで現在の展望台からの眺めの様子がわかるようになっている。

 ここのロープウェイは全体的にコンパクトである。ホームもまん中に1本あるだけだし。搬器には1号車は「けごん」2号車は「なんたい」と名付けられている。展望台からは華厳の滝が見えるし、天気が良ければ山頂に向って右側に男体山が見えるからですね。添乗する人はなしで録音のガイドもなし。

 約2分で山頂に到着。人が来れば、わりとひっきりなしに動いている。左側の出入口を登ると緑のドアがあり、大きな滑車が動いている様子が見れます。

 そのロープウェイの建物の上が展望台になっています。下からでは想像つかないぐらい絶景です。この写真じゃ良く見えませんが、曇りでも中禅寺湖と華厳の滝が良く見えました。でも自分はその反対側から見えるロープウェイの眺めのが気になって....

 ここも例に漏れずハイキングコース以外に山頂には何もないので5分もするとみんな帰る体制になる。タイミング良く下りは僕一人で乗れました。今度は「げごん」で降ります。さっき上りで乗った「なんたい」とすれちがいます。

 駐車場の横からロープウェイ全体が眺める事ができ、いろんな角度から観察できるのが嬉しい。搬器がゆっくり駅に入ってゆくところなんか大好きです。

 パノラマレストハウスの中にはおみやげ屋と食堂があります。食堂の窓から以前あったケーブルカーの駅の跡が見える。この丸い屋根の建物はケーブルカーの旧駅舎だったことが判明。そしてやっぱりあった、やる気のないゲームコーナー。外では焼だんご、焼き鳥、さつまあげ、フランクフルトなどが売っています。ここの焼きだんごは意外にも美味しかったです。この日は2往復しようと思ったのですが、なんかけっこう満足したので、またバスで東武日光駅まで戻り、ちょっと足を伸ばして鬼怒川のロープウェイに乗りにいくことにしました!

(2005年11月14日)

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