昂坪NGONG PING 360 CABLE CAR

  仕事で香港に長期滞在するチャンスに恵まれた自分は以前から訪れてみたかったこのロープウェイに乗る事ができました。東涌(トンチョン)と昂坪(ゴンピン)を結ぶ複線循環式のロープウェイですが、香港では「CABLE CAR」と呼ばれています。LEITNER製。ランタオ島にある大仏へ行く事ができます。

 市街地からMTRに乗って終点トンチョン駅を降りるとロープウェイの駅は目の前に見えます。広々としたチケット売場。まずは普通のキャビンか、床がガラス張りのクリスタルキャビンにするか決めます。その他セット券もあります。普通のキャビンで往復115香港ドル(1200円前後)、クリスタルキャビンで往復169香港ドル(約1800円前後)

 クリスタルキャビンと普通のキャビンと並ぶ列が別れます。  キャビンに乗り込むと記念撮影をされ山頂駅に着くとできています。

 出発して最初の支柱(T1)を越えるとすぐに川を渡っていきます。  そして(T2A)支柱を越えると方向転換駅にさしかかります。

 角度を変えるとトンチョン湾の真上をグングンと渡っていきます。そして進行方向右側に香港国際空港が見えてきます。広い空港の敷地のほぼ全貌が見渡せるこのロープウェイのハイライトの一つです。

 トンチョン湾を越えた後は支柱(T3、T4)を二つ通りながら直線のルートが続き、T5支柱に差し掛かるとまた若干方向を変えてゆきます。

 T6支柱に近付く頃になると左手に大仏が肉眼でも確認できます。そして終点のゴンピン駅まで真直ぐに進んでいきます。

 キャビンは最初は深い青色でしたが、今はピンク系、青系、茶色系の柄が施されています。  5.7kmなので箱根より長いですね。片道25〜30分ぐらいかかりました。

 ゴンピン駅に到着。通路を進んでいくと、トンチョン駅で乗り込む時に撮影された写真が出来上がっていて、従業員の方たちが写真と降りてきたお客さんの顔を照らし合わせては購買を勧めていました。

 その先にあるギフトショップを通って外に出る仕組みです。そして駅を出るとゴンピン・ビレッジというレストランやショッピング、アトラクションなどがある通りがつづき、大仏がある方まで歩いて行きます。

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