北八ヶ岳ロープウェイ

 知人の運転で新穂高ロープウェイを訪れた後、今度は北八ヶ岳ロープウェイへ向かいました。何年か前に誰かがココを訪れたサイトを見て「こんなロープウェイ知らないぞ!」と思い調べたら、以前の「ピラタス蓼科ロープウェイ」の事だとわかり納得。ホームページによると2012年4月1日から名称が変わったそうです。東京方面からだと電車とバスでけっこう時間がかかるイメージがあり、なんとなく後回しになっていた場所だったので、今回は知人に自動車で連れて来てもらえてラッキーでした。

 素敵な別荘が建ち並ぶビーナスラインをどんどん上って行き、この看板が見えたら右折します。山麓駅はもうすぐです。

 水族館の建物を通り過ぎて大きな駐車場に入ると山麓駅が見えてきました。スイスのロッジ風の建物がステキです。冬はスキー場なので、雪景色だともっとそれっぽくなることでしょう。到着したのが平日の午後2時過ぎだったので、お客さんはすでに少なかったです。

 建物に入ると左にレストラン、右側に売店があり、乗車口はこの売店を抜けた先になります。チケット売場はとても広々しています。冬はスキー板などを持った人が集まるのでしょうから、これぐらいのスペースが必要なのでしょう。

 駅舎の建物は別棟なので、屋根のある通路を通って行きます。ホームはフラットで、桟橋式で隙間や段差がなく乗り降りできる方式でした。これも冬場に多くのスキーヤーをスムーズに移動させるには便利です。さて、14時40分山頂行きで発乗車! まずは赤い2号車に乗ります。

 高低差が466メートルあるそうなので、それなりに上っているのですが、切り立つような山がなく視界が広がっていて、搬器も大型のせいか、とてもなだらかなルートに感じます。360度見渡せる広々とした景色はとても開放感があります。

 20分おきの運行で約7分で山頂に到着です。ここの駅はスキー場でよく見かける、屋根のない鉄筋がむき出しのタイプでした。昭和42年(1967年)に開業した当時は「ピラタス横岳ロープウェイ」という名称で、40人乗りぐらいの昭和レトロな感じのロープウェイでしたが、1992年、旧施設の横に現在の101人乗りの大型ロープウェイを作ったようです。

 山頂駅に到着です。扉が2重になっているのは冬場の風対策でしょうか。通路を通り階段を上ると改札口になります。山麓駅がロッジ風のオシャレな建物に対し、山頂駅はわりと殺風景な印象を受けました。スキー場のロープウェイではよくあるパターンです。

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