寒霞渓ロープウェイ

 小豆島にある寒霞渓ロープウェイは、どんどん少なくなっている昭和レトロな搬器が魅力で、以前からずっと訪れたいと思ってはいたのですが、東京からだとアクセスに時間がかかり、フェリーなどに乗らなきゃならないので、なんとなく後回しにしていたのですが、今年(2015年)の6月22日でとうとう引退が決定して、その後新しい搬器と架け替えになると言うので、なんとかプランを立てて訪れた次第です。ここは一日券が1900円で乗り放題。自分はそれで5往復、次の日も同じように5往復楽しみました。

 自分が訪れた5月14日頃は、平日は草壁港から山麓駅までのバスが運行していないので、タクシーを使った。(2270円)東京から大阪までの夜行バスが2時間半も遅れた為、島に午前中には着く予定が午後3時になってしまった。紅葉シーズンはすごい混雑するそうですが、この日は閑散としていました。駅舎の作りがどことなく昭和を感じさせます。

 1号車の「あおば」で上って行きます。この搬器は昭和60年製ですが、昭和30年代頃によく見られた雰囲気がします。今のバリアフリーという意味では不向きなのですが、自分はこの階段ホームが大好きです。まさにこの光景がたまりません。

出発すると山肌に沿って行きます。まだ山頂駅が見えません。

第1支柱を過ぎると先が見えてきます。

 第2、第3支柱にかけて谷間が広がっているダイナミックな風景になります。新緑が綺麗でしたが、ここが秋に紅葉するかと想像するだけですごいです。

 第3支柱がちょうど中間点付近で、ここで反対側の搬器と交差します。  山頂駅に近付いてくると左右に岩肌が迫ってきます。

 まるでコンクリートで固めたような岩肌が印象的でした。

そして山頂駅に到着します。

運転席がホームの前にありました。

山頂駅の改札口付近です。

 外に出ると大きな駐車場があります。山麓駅は静かでしたが、山頂駅は団体客が結構いました。ギフトショップには小豆島名物のオリーブに関係あるお土産品がいっぱい。2階はレストランです。

 駅の手前がテラスになっています。ここからも景色が見れますが、横上からホームを見下ろせるので、搬器の屋根などを観察するには絶好の場所でした。

戻る

次を見る
inserted by FC2 system