新穂高ロープウェイ

  国内唯一の2階建てゴンドラがあるところなので、ずっと乗りに行きたかった場所ではありましたが、電車やバスでアクセスするにはちょっと不便で、東京から早朝に出発しても到着が昼過ぎになってしまうのと、第一、第二と2つ路線があるので、ゆっくりと撮影するには時間が足りないこと、そしてその往復運賃が2800円と高いので、何度も往復したい自分にはとても高額になってしまう理由からずっと後回しになっていました。しかし今回はCBCテレビの番組取材でロープウェイ愛好家という立場で来ることができ、やっと念願が叶った次第です。前日の10月9日は御在所ロープウエイとびわ湖バレイロープウェイの2ケ所を取材。どちらもあいにくの天気であまりいい絵が撮れずに終了。その足で新穂高近くの温泉宿に宿泊。次の日は最高のお天気で朝からスタッフさんたちと気分よく取材が始まりました。

 まだ営業前の時間に到着。なのにすでにお客さんが並び始めていました。ここは乗客数がとても多いので、僕たち取材人は、従業員が上に行く為の営業前のゴンドラに乗せてもらいました。これは普段体験できないので嬉しかったです。まずは第一ロープウェイから。しかし番組取材なので走行中の写真は撮れませんでした。第二ロープウェイまでのアクセス用という感じで、宣伝的にはあまり注目されない存在ですが、個人的にはこれぐらいの交走式のが好きです。すごい急勾配でした。

第2区線があるしらかば平駅です。ゴンドラが2階建てなのでホームも2階建てです。他では見られない光景ですね。ホームは桟橋式でした。

こちらは取材の後に一往復乗せてもらえたので前面車窓が撮れました。出発して最初の支柱めがけてどんどん登って行きます。

2つ目の支柱を越える前で交差します。

3番目の支柱をめがけてまだまだ登ります。

3つ目の支柱を越えると真直ぐなルートになり山頂、西穂高口駅に到着です。

まるで工場の中のようです。

これは「ばんりゅう」号です。

山頂駅の屋上が展望台になっていて、天気が良ければ壮大な景色が楽しめるのですが、僕にとってはロープウェイを眺めるのに最高の場所でした。

食堂やおみやげ売場もあります。新穂高はロープウェイグッツも充実していて、とても全部買い切れない。

展望台からふと横を見ると2階建てゴンドラになる前の旧駅舎がまだ残されているじゃないですか。中はギャラリーになっていました。

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