苗場・田代ゴンドラ

 苗場スキー場と田代高原のかぐらスキー場をつなぐ循環式のロープウェイ。全長5481メートルで世界最長らしい。片道約25分間、起伏にとんだルートで、ゆっくり山並を眺める事ができます。別名「ドラゴンドラ」

 田代ロープウェイとドラゴンドラの山頂駅は歩いて移動できます。若い人ならのんびり歩いても20分程度です。紅葉シーズンは3000円の1日フリーパスで両方のロープウェイが乗り放題でした。田代ロープウェイの駅がちょっと上の方になるので、ドラゴンドラから田代ロープウェイに行くには丘を登る事になります。ドラゴンドラの山頂駅の横にはレストラン「アルム」があります。右の画像はドラゴンドラの駅です。

 自分は田代ロープウェイ側から来たので最初に山頂駅から山麓駅へ向かいました。8名乗りの青いゴンドラです。全部で107台あると従業員の方が言ってました。

 駅を出てからちょっとの間はさほど高低差がありませんが、3本目の支柱を越えるとグッと勾配がきつくなります。

 そして一度また登り坂になったとおもったら、ふたたび下がって行き、今度はなんと川の上を低く進んでゆきます。これはちょっとロープウェイでは珍しいルートだと思いました。しばらくするとまた上り坂になり.....

 その後はわりと平坦で山麓駅まで行きます。高い山の方と木々の色も違ってきました。時々スピードが遅くなり、停まっちゃうんじゃないかと不安になることが何度かあったので、従業員の方に尋ねたら、障害者のお客さまなどの乗降の時、スピードを落とすんだそうです。

 山麓駅にはおみやげとキノコを売っている出店だけで、レストランやコーヒーショップなどはありませんでした。ここからは苗場プリンスホテルなどに向かうシャトルバスが出ています。自分は駅の脇からゴンドラの様子をしばらく見ていました。

 今度は山頂行きに乗ります。さっきまでガラガラだったのに観光ツアーのバスが到着したらいきなり混みだしました。ホントに長い距離ですが、ルートは直線です。

 個人的にこのロープウェイで一番気に入ったのはやっぱりこの谷底の川の上を進む所でした。やっぱりちょっと上の方に来ると紅葉が綺麗になってきます。きっと夏は一面緑色で、スキーシーズンは真っ白なんでしょうね。

 途中に二居湖(ふたいこ)が見えるところがあります。一番深い谷を降りて上がって行くと山頂駅が見えてきます。

(2007年10月24日)

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