書写山ロープウェイ開業60周年記念日

 姫路にある書写山ロープウェイは2018年3月18日にめでたく開業60周年を迎え、その日に新搬器のお披露目も行なわれました!実に25年振りの新調です。生のガイド説明は健在でしたが、外国人観光客が増えていることもあり、約1分間の英語のアナウンス放送も流すようになりました。

8時40分発のバスに乗車。乗り場に掲示してある「新車両登場!」の告知ポスターが気分を盛り上げます。 現地に着いてまず目に入ったのがのぼり旗です。ロープウェイグッズコレクターにはたまらない代物です。

ケーブル見本のケースにペーパークラフトのようなロープウェイの模型があった。3代目のラッピング仕様のデザインです。こういうところは見のがしません。 コレも2010年に訪れた時はなかった展示です。搬器の移り変わりが良くわかります。3代目のラッピング仕様が2013年からだということもわかりました。

チケットを購入。この日は記念乗車券で、なんとマグネットシートになっています。そして丸いマグネット式クリップも先着で配られました。どちらも冷蔵庫の扉に貼れます。 午前10時から山麓駅横でセレモニーが始まりました。地元学生の吹奏楽の演奏や、関係者の挨拶などがあり、官兵衛、しろまるひめのキャラクターも登場!

まずは乗り込む前に山麓駅の下から新搬器を観察。1号車は緑色、2号車は黄色です。書写山ロープウェイは3代目までずっと2台とも共通デザインだったので(ラッピングの時は別でしたが)、色違いは今回が初めてになります。

まずは1号車で山頂へ。前面にも縦に黄色いラインが入っています。3代目よりも窓の面積が大きくなりましたね。その分ガラスの重量が増え、以前の71人乗りから60人乗りに変わりました。 中間で黄色い2号車と交差。むこうは緑色のラインが入っています。

山頂駅の横にある展望台からロープウェイを観察。支柱から一気に傾斜が急になっているのがよくわかります。もちろんここから見える姫路市の景色も素晴らしいです。 展望テラスに顔出しパネルを発見!デザインが新搬器なので、今回新調した物に間違いないでしょう。大胆にもハンガー部分に掴まっているイラストです。

下りは黄色い2号車に乗ります。3代目と同じ大阪車輌工業製です。大きさは違いますが、金華山ロープウェイの現在の搬器との共通点も見受けられます。中間で緑色の1号車と交差。圓教寺のアクセス用という用途があるせいか、観光地の華やかさがあまりなかった場所ですが、今度の搬器が明るい色になり、以前よりも楽しい雰囲気が感じられてとてもいいと思いました。

(2018年3月18日撮影 3月22日掲載)

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