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自分が小学生の頃、学研の雑誌や付録にワクワクした思い出があります。この雑誌は全部ひらがなで書かれているので小学1年生あたりを対象にしていると察します。「りずむ」「しぜん」「しゃかい」「おはなし」とカテゴリーがあり、「しゃかい」で「たこ」「ねんがじょう」、そしてこの「ろーぷうぇい」が紹介されています。
まず一番最初に気になったのが、上の本文の「ぎゅぎゅいん」ということばです。ロープウェイが走行する音を表現したのでしょうが、斬新というかユニークというか、作者の感性を感じます。上の写真は蔵王でしょうか?本誌には場所が明記されておりません。
下のイラストに、子供に付き添って読むであろう親当てに以下のようなメッセージが書かれています。
「ねらい いろいろな公共施設や交通機関などに興味や感心をもつ。 見方・与え方 ロープウェイは、高い山を登ったり、谷や湖を渡るときに、人や荷物を積んで運びますが、@もしロープウェイがなかったら、どうする。」などと問いかけて、ロープウェイの役割を子どもたちに考えさせてみましょう。Aもし、子どもたちの答えがまとはずれのものでしたら、正しいロープウェイの役割を子どもたちに話してあげましょう。」
この監修をしているのが東京索道株式会社の猪谷一郎さんという方で、ちゃんと専門家を呼んで編集をしているところが学研の素晴らしいところです。イラストは佐藤道子さん。
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