紅葉のカチカチ山ロープウェイ

 11月の始めに大きな仕事も終えたので、14日のオフ日に天上山公園カチカチ山ロープウェイを訪れてきました。昭和の雰囲気が残っている駅やゴンドラが自分の好みなので何度も訪れていますが紅葉の季節は始めてでした。新宿から朝8時40分の高速バスに乗り河口湖へ向かいました。いつもだと富士急ハイランド駅でほとんどの人が降りるのに、この日は河口湖駅まで人が多かった。

 後でわかったのですが、11月中は「河口湖紅葉まつり」の開催期間で、それでいつもより観光客が多く、この日は晴天だったのでロープウェイもすごい混雑。過去何度も乗りにきてますが、こんなに繁盛している光景は始めて見ました。休む間もなくピストン輸送で動いていました。

 山頂駅からの眺めです。僕はここから見る風景が一番すきです。  過去何度も来ていますがこんなにきれいに富士山が見れたのは今回が始めてでした。

 山頂は展望デッキと飲物の自動販売機しかなかったのですが、今は「たぬき茶屋」という売店が出来ておみやげやだんごなどを販売していました。  「かわらけ投げ」の場所が山頂駅改札横から展望デッキの横に移動していました。前あった場所は日の当たらない陰気なところだったので良くなったと思います。

 久しぶりに訪れた今回、ゴンドラのドアの開け閉めで手が触れる部分の塗装が剥がれてるのが目に付きました。現在の「カチカチ山ロープウェイ」になる前の「河口湖ロープウェイ」の時の塗装が黄色だったので、その部分が表れてきたんですね。ちょっと感動!

 さて、大学の同級生が河口湖で家業の写真屋さんを継いでいまして、自分がロープウェイ好きだと話すと、同級生の祖父が開業当時に撮影した河口湖ロープウェイの写真をわざわざプリントして僕にくれました。今回はその写真を持って現在の様子と見比べてみることにしました。開業当時の画像はすべて「写真のオリエント・ハイランド駅前店」所有のものですので、勝手にコピー、使用はしないでくださいね。

 こうやって比べてみるとほとんど変わっていませんね。山裾の木々が成長しているのがわかります。コンクリートのホームや鉄骨、柵などはそのままです。変わったのは屋根のところのロープの部分に油避けが取り付けられたぐらいです。ゴンドラも初代と2代目?ですが、ハンガー部分はたぶん同じだと思います。

山麓駅もやはり周りの木が大きくなったぐらいであとはほぼ同じ状態です。

開業当時あったゲートは今はありません。「ロープウェイ」の文字看板が昭和レトロで素敵です。

(2013年11月14日撮影。11月24日投稿)

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