5度目の御在所ロープウエイ

 年に一度御在所を訪れるのは恒例になっていますが、いつも秋と冬なので一度夏場に行こうと思ってました。仕事が忙しく結局夏も終わりになりましたがいちおう目的達成!前日の夜、東京23時30分発名古屋行き夜行バスに乗り朝の5時50分名古屋到着。そこから近鉄に乗って湯の山温泉駅に7時30分頃到着しました。

 さて、近鉄湯の山温泉駅からロープウエイがあるところまで行く最初のバスが9時29分。7時30分に着いた僕は2時間もあるので、駅から徒歩8分ぐらいのところにあるアクアイグニスという入浴施設で時間を潰しました。ゆったりした敷地にモダンなデザインのお風呂は気持ちがよかったです。入浴料は600円。宿泊施設もありました。外に寝湯があり、寝そべりながら「ロープウェイとか見えないかな〜」と目をこらしていたら、竹林の隙間から白鉄塔と山頂駅が見えるじゃないですか!う〜ん、ゴキゲン。

 さて、温泉を堪能した後、バスに乗り目的地へ!年パスを持ってるのでお金はかかりません。今回が5回目で、毎回6往復ぐらいしてるので、さすがの僕でもちょっと足がすくんだ白鉄塔前のセクションも今回はぜんぜん恐く感じませんでした。成長しました。  この日は山頂にある道路の舗装工事をしていたので、山麓からアスファルトを運ぶ貨物用のハンガーを度々目撃しました。御在所の従業員さんたちの遊び心は前にもお伝えしてありますが、このアスファルトを入れる箱も近鉄電車のデザインになってます。

 山頂駅に着いて今回まず目に飛び込んできたのが運転室のドア!四角いモノは何でも赤く塗りたくなるという従業員さんの仕業で、とうとうここもキャビンのデザインに!  そして自分は展望台には行かず、まっ先にロープウエイ博物館へ向かいます。山頂駅に着いて展望台へ向かう通路の手前の階段を登って行きます。

 日本に最初に作られたロープウェイであった矢ノ川峠旅客索道の資料コーナーが出来上がっていました。矢ノ川(「やのこ」と読みます。)は御在所と同じ三重県なので、日本のロープウェイは三重県が発祥という事になるんですね。戦前の事で十数年で解体されてしまったので資料が少ないので自分は始めて見る画像やデータが沢山あり興奮しました。

 昨年訪れた時、従業員さんが作った木製のゴンドラはまだ木目のままでしたが(画像左側)、今回は赤く塗られて風景の写真が貼られていました。コレに関してはまだ未完成だそうで、いろいろと計画があるそうです。

「実はそれ、ぜんぶ三重県なんです」という観光キャンペーンの一貫で、5月に県知事がロープウエイ博物館を訪れた時に使っていたパネルがまだ展示してありました。ちゃんと裏側まで描いているところがニクいです。

 お腹が空いたので名物のカレーうどんを頂きました。ロープウェイの山頂施設ってろくなモノが食べれない事のがわりと多いのですが、これは美味しいですよ。  食堂から外を覗く。以前「日本カモシカセンター」という施設があった辺りには行った事がなかったので今回そこまで散策してみることにしました。

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