かんざんじロープウェイの旧駅舎解体

 仕事の関係で浜松に行ったので、1年ぶりぐらいにかんざんじロープウェイに立ち寄りました。到着したのが夕方の3時で、この日は遊園地のパルパルは休園日だったので、なんとなくひっそりとしていました。それでもロープウェイは夕方の6時ぐらいまで営業していて、こんな時間でもけっこうお客さんが乗りに来ていて意外でした。前回来た時にビデオだの写真だの撮影は済ませたので、この日はのんびりと乗車を楽しんでいました。山麓行きに乗った時になんとなく風景を眺めていたら、観覧車の横にあった旧ロープウェイの駅舎が解体されている真っ最中でビックリした。平成11年に現在の新しいロープウェイに架け替えられてもすぐには壊されず、この旧駅舎はイベントや展示会場的に使用されていました。ほんとは古いロープウェイに乗りたかった自分としては、1年前に訪れた時、昔のロープウェイの駅の面影が色濃く残っていているこの建物を発見しておもわず興奮して中に入り込んで写真を撮ったものです。マニア的にはこのまま保存しておいて欲しかったのですが、遊園地としては建て直した方がいいに決まっているので、まあ1年前自分が訪れるまで残っていてくれただけでも幸運だったと思うしかないでしょう。昭和の姿がまた一つ消えて行く.....

 この画像は2006年9月3日撮影。観覧車の右横の建物が旧駅舎です。ロープウェイの搬器が入る二つの溝が見えます。  この画像は2007年10月31日に撮影。すっかり建物が無くなっています。オレンジ色のクレーン車の腕が見えます。

 壊される前の旧駅舎の様子。搬器が入る溝は板で埋められていて、子供用のトランポリンが置かれていました。天井の鉄柱や滑車がそのままで、嬉しかったです。  近くで工事中の写真を撮りたかったのですが、休園日で遊園地の施設内には入れず、ロープウェイからだとちょうど時間的に逆光でうまく撮影できなかった。上の画像は山頂の展望台にある望遠鏡にむりやりデジカメをあてがって撮ってみました。
(2007年10月31日)

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