CABLE CAR

BATTERY OPERATED REMOTE CONTROL

 バンダイから発売された自走式のロープウェイのおもちゃです。単一乾電池3本をバッテリーケースに入れて動かします。バッテリーケースの上部にスイッチがあり、中央で停止、左右に動かすと方向が変わります。ゴンドラを吊るすビニールコーティングされているロープが付いています。1960年代後半頃の商品だと思います。ブリキ製。

 ゴンドラの大きさは縦7cm×横18cm×幅7cm。懸垂機の高さは8cm。スイッチを入れると前後の窓に豆電球が点滅します。(あまり目立たないです。)バッテリーケースからゴンドラの底にコードが繋がっているので、あまり離れて操作する事はできない。この頃のリモコンの自動車のおもちゃもこのタイプでした。ロープにコーティングしたあるビニールが風化してひび割れてしまっていました。ゴムやビニールの部分は古いおもちゃで劣化しやすい箇所ですね。

 古いおもちゃの魅力に一つに箱のイラストがあります。これはロープウェイというよりは、まるでバスかモノレールのような内装です。窓に反対側のゴンドラが見えるので交走式なのでしょうか?実際のおもちゃよりもこのイラストの方が魅力的です。

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